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少年よ、強くなれ! その2 [成長日記]

ご無沙汰で、久々登場がこんなネタか……とちょいとため息出ますが。

たーくんの、根が真面目で受け流しが不得意話を以前したのですが、2学期に入り、まさに絶不調でございます。( ̄◇ ̄;)

きっかけは、休み明けに不注意で足に軽い打撲を負ってしまったことですかね。
結構なショックだったみたいですが、誰も関わった人がいない、いわゆる自損事故。病院にも3度行ったし、怪我自体は軽度の打撲で長引くとは誰も思っていませんでした。

しかし、忘れていました。
たーくんは、気持ちが落ちると自力でなかなか這い上がってこられない子でした。
最初こそみんな心配してくれましたが、私たちも含め長引くうちに、まだ治らない?オーラが出てきてしまいました。

数週間過ぎて足を引きずる姿は、正直わざとらしくしか見えないほどでした。実際痛いのはたーくんですが、それほどか?と思ってしまうくらいで、人前でも見ているこちらが恥ずかしくなる位。
多分、多少は痛いんでしょう。私も捻挫して完全に治るまで2ヶ月かかりましたからわかります。
でも、だとしても。たーくんは、完全に気持ちに負けています。……クララ病です。(わかるかな? アルプスの少女ハイジに出てくる、車椅子の少女クララ)

怪我の当初は、送り迎えをしたり体育を休んだりさせてました。夏休み中の練習が天候の関係もあって少なかったこともあり、夏休み明けの練習試合などで大敗を喫した野球少年団も、練習を本格的に取り組み始めた頃、大会も連続してあるころに、たーくんは戦線離脱。

私達もばぁばがいることをあてにして、たーくんの怪我の回復が遅いことにイライラしつつもたーくんが痛いというから練習に行かなくてもそれほどハッパをかけませんでした。
勉強はちゃんとやってましたからね。

そのうち、学校の体育の授業に支障を来たしはじめました。

まず、水泳。ほとんど見学とか休んでいましたが通知表の合格点が気になるたーくんは、記録会は無理矢理泳いだそうです。記録会を見に行っていたママ友が、泳ぎ終わったあとに痛い痛いと泣いていたと教えてくれました。
もともと、泳げると言えた代物じゃありませんからそこまでやる意味があったのかと、それなら練習でも休んでばかりでなく少しずつやればよかったのにと思ってしまいました。

そして、先日行われたマラソン記録会。マラソンはたーくん得意なんですけど、全く走れない、ほとんど歩いているようなもんなので最下位でした。でも、完走したことは立派だと周りも、私達も褒めたつもりです。でも、本来の力が出せないことで気持ちは全くあがらないようでした。

その他にお友達との関わり方のちょっとした気がかりや、野球少年団に遅れをとってきて行きづらい、家でばぁばといる方が時間に余裕もあって楽だということに潜在的に気づいてしまって、足はいまだに痛い痛いと言っています。

怪我から2週間くらい経ってだんだん周りの心配度が薄れて来た時に、体調に異変を来たしました。微熱、吐き気、頭痛、食欲不振、アトピーの悪化。昔から自家中毒傾向なんでねぇ。学校から早退の連絡がきたりもします。
野球の試合に同行して、試合には出ないけど三塁コーチャーやったり友達と楽しく過ごしたと思っていたら、帰宅後体調悪くなったり。
そして、今日も。先生も理解してくれているので電話でいろいろ教えてくれました。

きっと、たーくんの中でいろんな気持ちが渦巻いているのだと思います。
まだ自分で整理つけられない。辛い気持ちに立ち向かえない。助けて欲しいんでしょう。
わかってます、わかってるけど。

私は、正直やさしくありません。昔からこのスタンスです。やさしい、褒めちぎるのは、ばぁばやmaaや周りの人がしてくれるから。
そして多分、まだいてくれるはずだった、じぃじの代わりにならなきゃって思っているせいだと思います。

じぃじ、私の父はとても厳しい人で、子供の頃は大嫌いでした。でも、大人になってから私は父寄りの性格だとはっきり気がつきました。そして、尊敬していると。たーくんやにったんが生まれて一緒に住むようになって、父と意見が合うことは多く、たーくんの教育はメンタルも含めじぃじを当てにしてました。その父が思いがけず早くに他界してしまい、代わりになれるのは私しかいないと腹をくくった、そのせいでしょうかね。

もともと、人に優しくできる性格でもないんですけどね。
私は一人っ子ですが、共働きの鍵っ子だったし、精神的にも物理的にも周りより厳しかったと思います。今より金銭的にも余裕はそれほどない時代でしたし、母も父に子育てはあまり協力してもらっていなかったと記憶していますから、気持ち的にも甘やかせてもらえませんでした。でも、社会人になった時、諸々なことで恥かかずに済んで、親に感謝しましたよ。

もちろん、ただ厳しくしているわけではないです。褒める時は褒めてます。たーくんが喜ぶことは物理的にしてあげている方だと思うし。優しくしないまでも話は聞いてるしいろんな言葉で伝えてもいます。

でも、でも。
たーくんには、それではダメみたいです。
どんなに周りの人が優しくしても、私が厳しいのが堪えるみたいなんです。私に怒られるとか私に褒めてもらえないとか言うらしい。……母親冥利につきるといえば、そうだけど。
maaが、もう少しガツンと言える人だったら、私ももう少しねこっ可愛がりできたかもしれないけどなぁ。実際、学校上がるまでは私の方がベタ甘だったと思うし。

にったんが、これまたたーくんとは正反対の、言っても言ってもくじけないタイプ。
たーくんはいつも負けていて、全面的に自分の味方をしてくれないことにもストレス持ってて、それはちょっと自己中じゃない?と今日話したりもしましたが、え?そんなに自分がかわいそうって思ってたの?って、私には理解できない部分もありました。
だって、にったんより断然たーくんの方が優遇されてるのに。

繊細ということにしても、それでもちょっと被害者妄想気味だと思ってます。すべての面で。
優等生だからな。優等生言われるのが嫌な反面、自分が認められているとそこもわかってる。だから、人に言われて優等生なんじゃなくて、優等生思われる自分が好きなんだと思う。
ちっちゃい頃から、割とナルシストだったもん。

ま、ここまで育てたのも私達ですから、こんな性格にしたのは私達の責任なんですよね。
しかし、本当にたーくんの気持ちをあげるのって、すごい大変なんです………。
頑張ったのに結果出ないとそれだけでダメな子だし。かと言って、それをバネに頑張れるまで根性は無い。;^_^A

あ〜、私自分で勝手に立ち直るタイプだから、たーくんの気持ちがわかってあげられないんだよぉぉ。なんで、こんな私と結構いい加減なmaaと、とてつもなく前向きのにったんに囲まれているのにたーくんはこんなに悩みっ子なんだろ。……って、こんなのに囲まれてるからか!?

またまた自家中毒症状でているたーくんに、どう接してやるべきか、すんごくこれでも悩んでいる、いたらない母なのでありました。





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