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たとえ2点だったとしても。 [成長日記]

昨日、とある表彰式があって行ってきました。
たーくんが冬休みの自由研究で行った、こども新聞のスクラップブック。
スクラップブックのコンクールのがちょうどあって学校から応募してもらいました。
それが、めでたく学年ごとに選ばれる最優秀賞に!!

たーくんにはかれこれ1年くらい前から「朝日小学生新聞」をとっています。
あまり強制はしていないけれど、せっかく字を書く事が好きだし、本を読むのもきらいじゃないのだから、毎日字を読むということを習慣にしてもらいたいなと思って。
それで、今年の冬休みは新聞のスクラップを冬休みの間、毎日するということになったわけです。

私達フルタイムで共働きだからみてあげられる時間は限られているし、たーくん本人もほぼ毎日学童に行っているから思ったより落ち着いて何かに取り組む時間を確保するのはむずかしい。でも、スクラップだったら本人に任せておいても出来るだろうという、甘い考えと親の事情もあり。(苦笑)

でも、たかがスクラップと言えどいきなり本人に任せちゃうとびっくりするような新聞の切り抜き方を始めちゃったりして、これはマズいとネットでスクラップのやり方を調べて教えながらやる羽目になりました。

結局毎日コツコツは無理でしたけどね。数日分まとめてやるといった感じになり、正月休みは体調を崩したこともあって1週間分くらいたまってしまった時は教える私もかなりしんどかったけど、何とか毎日分やりました。そこはほめてあげたい。

本当のスクラップは、記事を自分で要約したうえで感想を書くみたいなんだけど、たーくんはコメントだけ入れました。それだけでも結構大変だったから、まだ要約なんて無理だと思う・・・。

普段からどちらかいうとだらしない、決して几帳面ではない性格のたーくんは、きれいに切り抜けないし貼れない。できないというより、きれいにやるってことに注意を払う性格じゃない・・・。
私がイライラして大変でした。(苦笑)

最初はmaaが教えていたのだけど、基本こういうことが得意でない人なのでだんだん本人任せになってしまい、結局たーくんもやってることだけに満足し始めてしまいました。maaもたーくんも、切った、貼ったで満足している・・・。
その辺のいいかげんさが私の逆鱗に触れ、どっか〜んとカミナリ落としちゃいました。

まぁまだ2年生なんだから・・・とも思うのだけど、彼の性格だと思うんですよね、やるからには真剣にやろう、きれいな作品にしよう、という姿勢がイマイチ感じられない。
私も決して几帳面ではないけれど、それでも作品として仕上げるにはもうちょっとまじめにやるよ。
まぁ、最終的には私の監視下のもとで、何とかモノになりました。私もしんどかった・・・。

そして、コメントもね〜。残念ながらたーくん、字はうまいが文才はない・・・。
コメントの内容に絶句する事もしばしば。あまりにひどいのは説明して考え直すようしむけました。

まず、記事を読み込むってことができてないんですよねぇ。だから、たまに深い内容の記事を選んでしまうと、どこ読んだんだよ!っていう浅い感想しかかけてない。
たーくん、読書感想文とかへたくそだもんなぁ。ものの説明などはやたら長々書くんだけど、で、どうなの?なんなの?ってところが書けてない。
本を読むのは好きだけど、読み込めていない、読み取れていない・・・。
まだ2年生だけど、たーくんは理数系だなって日頃から感じていて全然不思議じゃないんだけど。

ま、思うところはいろいろあったものの、最後までやり通して頑張ったんだからよくやったとほめて学校へ提出した3学期初日。「俺の作品は地味だった。。。」と落ち込んで帰ってきました。
母もmaaも頑張ったんだしいいじゃないと励ましていましたが、私は、あの程度の頑張りで落ち込むなんて甘いと一蹴してやりました。厳しい??(笑)

でも、そんな努力のもと、最優秀賞に選んでもらえたという事を本人もとても喜んでいました。

・・・でもね、多分なんだけど・・・。
小2の応募は、2点だけだったのではと思うのです。だから、2つのうちの1番。2択だったのでしょう・・・。

他の学年は、最優秀賞が1つなのはもちろんだけど、優秀賞が複数だったり努力賞があったりしました。たとえ最優秀賞と優秀賞が1つずつたったとしても、他の作品があれば努力賞もあったはず。
それを考えると・・・。
一番いい賞なんだって!と喜んでいた本人に、事実を伝えた方がいいのかどうか迷いましたが、あの程度の出来であまり過信されてもなぁと思い、うまい事なんとかそのことを本人に伝えました。
ま、でも2つのうちの1位でも選んでもらえたって事だし、同じ学校からクラスや学年で取り組んだものを応募している学校もあったので、自主作品として応募したんだし、頑張った結果が出たんだよということで基本的には素直にほめました!(笑)

で、表彰式。賞状と記念品をいただき、写真が今日の新聞に掲載されていました。
担任の先生も来てくれていてその辺の話をしましたが、十分頑張った証ですと言ってくださいました。

字を書くのが好きなのと習っている習字のおかげで、硬筆、習字で賞状をいただいたことは何度かありますが、ちょっと違う部類での入賞。
よかったね、おめでとう。
うちには他にほめてくれる人がいるから私は敢えてあまりほめないようにしているのだけど、おかあさんもうれしいよ。
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コメント 4

あっこ

すごいよ、すごいよ~ 2年生で 新聞を切り抜いたり、コメントを付けちゃうなんて!もちろん、かなり ひろりんさんや パパさんのお助けがあったようですが(笑)
たくさん、たくさん 褒めてあげてください!
私は 褒めて育てる、っていうことが 下手っぴだった気がします。
もう、大きくなっちゃって 取り返しがつかないけど(苦笑)

なので もちろん、おばあちゃんやお父さんが褒めてくれるけど お母さんである ひろりんさんも 今回は 思いっきり 褒めちぎって~

次の 夏休みの宿題も 頑張ってもらいましょう♪
by あっこ (2013-02-17 22:06) 

disneyworld

凄い!いやあ、快挙ですよ。頑張りましたね。
by disneyworld (2013-02-18 20:45) 

ひろりん

disneyworldさん、あっこさん

ありがとうございます。
そうですね、素直にほめてあげればいいですかね。
たーくんはほめてのびるタイプなんですが、ほめすぎると過信というか甘えが出ちゃうタイプでもあり、小学生になってからは、ただほめるだけじゃだめなんだなあと難しさを感じております。

何事も、はまればじっくりと取り組める子なんですけどね。
by ひろりん (2013-02-20 03:38) 

ぺち

わぁ,おめでとうございます!
偉かったね,たーくん。ひろりんさんもお疲れさまでした(笑)。

そうか,スクラップって,記事の要約を書くんですね。
知らなかった…(汗)。
空も好きな鉄道や飛行機の記事をスクラップしてるけど,ただペタペタ貼ってるだけ…今度から感想くらいはメモらせようっと。

文章は,訓練だそうです。
日本では何をどう組み立てていく,とか,きちんと教えないで「文章書けない」って言うけど,
アメリカではきちんと論理的な文章の組み立て方から指導していく,
だから論理的な考え方もできるようになるし,文章も書けるようになるっていう記事を読んだことがあります。
ひろりんさんが教えてあげたスクラップの手法をこれからも続けていったら,きっとたーくんの文章も磨きがかかって行くんですよ。

by ぺち (2013-02-27 05:50) 

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