難しい両立（笑）

にったんの保育所の発表会がありました。
要領がいい方で、踊りも劇も、ぜ〜んぶ覚えて完璧のはずのにったん。
でも、何が心配かというと、にったんの場合は「照れ屋さん」
はずかしくっておかしな行動に出てしまう事がよくあるので、本番もいつも心配。

たーくんが本番には強い子で、でも完璧にやりたいという気持ちが強すぎちゃって、かなり表情がちがちになっちゃうの。
にったんはそこが適度に抜ける子なんだけど、ある意味子供らしい態度って言いましょうか。

去年までは，結構固まってもじもじしちゃう子がいたんだけど、今年はもう年中だし、女子はみんな大好きなプリキュアを踊るっているからはりきっていたみたいです。
・・・しか〜し！　にったんは違いました。・・・。
にったんは男子の演目、忍たま乱太郎の曲をチョイス。
先生に自ら「プリキュア踊らないから」って申告したらしい。ま、にったんらしいけど。

衣装説明の時には、女子のママの前にはピンクのフリフリ衣装が。
あれ？にったんママのは？って素朴な質問に、「にったんは忍者なんだ〜。」で、ママ達爆笑。
みんなにったんのコトよく知っているから、納得っていう笑いです。
おかげで裾上げも入らず、ミニスカだからというオーバーパンツの用意も入らず、当日衣装を着せるのみ。「女子のママ、大変だね〜。」の私の台詞に、またも大爆笑でした。

さて当日。忍者衣装で最初の挨拶。他の女子はみんなかわいいピンクの衣装でプリキュア。
救いはもう一人女子で忍者志願の子がいた事。でも、その子はロングヘアだったから女子とすぐわかります。
にったんはショートだし、衣装もブルーのノースリーブに黒のスパッツで裸足、一見男子ですから。
会場では後方から「あら、女の子の衣装かわいいわね〜。プリキュアだよね、やっぱり〜」って声が。あはは〜、うちのは男らしいわよぉ〜。忍者よぉ。
ちなみにこの衣装、たーくんも年中の時に着てました。あはは〜。

でも、楽しそうに踊ってました。ずっとにこにこでした。
たーくんのこんな顔は、2歳児まででしたね。年少はお休みしていて年中から復帰したけど、もうがっちがちの真剣な顔だったもん。
男子の演目には、跳び箱ジャンプとでんぐり返しがあるから、そういうの大好きにったんには、たまらないことだったでしょう。


しかし、動きが俊敏すぎて写真がブレブレ。仕方ないのでビデオから静止画起こしました。（笑）

そのあとの劇は、私服に着替えたのでちゃんと女の子に戻り（笑）、ちょっと台詞が小さい声のところもあったけど無事に役を果たしました。
「どうぞのいす」っていうかわいいお話。私の子供の頃の思い出の絵本でたーくんが生まれた時に買ってあげた本でもあり、ちょっとうれしかったです。

ま、そんなこんなで、発表会は無事に終わりました。
小さい頃から本番に強かったたーくんに比べ、やっと心配なく見られるようになったにったん、すごい成長を感じましたよ。

帰宅後にったんに聞いてみると、やっぱりプリキュアより忍者だそうです。
将来は忍者になるそうです。でも、ディズニーランドでも働きたいらしく、
「忍者になって、ディズニーランドで働く」う、う〜ん、すごく両立難しいかも。。。
ディズニーランドに忍者はいないな〜と言ったら、すっごい悩んでいました。
でも、忍者になって動きが柔らかく俊敏なら、ダンサーさんになれるかも。と一縷の望みをね。

「う〜ん、ダメなら時代村で働くから。」（登別にある、伊達時代村・・忍者います）
・・・それはそれで、結構厳しい話かも。（経営厳しそうなんで・・・って大人の事情です。）