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四十九日、無事終了 [日々徒然日記]

17日、早いもので父の四十九日法要を無事に終えました。
父が亡くなってもうそんなに経つのかと、未だに実感出来ずにただ日々が過ぎています。

突然死というのは、亡くなったという実感が本当にわかないものだなぁと、そのことを実感しています。いない、もう会えないという事はわかっているのだけど、存在しないという事が理解出来ないのです。今でもひょっこり帰ってくるような気がして。

私は万年寝不足で眠りが深いせいか(苦笑)、夢をほとんど見ません。
まして、家族の夢なんて今まで一度も見たことがありません。
でも、父が亡くなって、maaは1回、母は3回夢に見たそうです。そしてなぜか,近所のおばさんまで1回夢に出てきてくれたと言ってお参りに来てくれました。
・・・私は?? ま、そんなことは期待もしてませんけどね。どうせ夢なんだし。

うちの母は、もともと忙しなくちょこちょこちょこちょこ動いていないと落ち着かない人なので、ここまでの間、対外的に目立って私が何かをしなければいけないといったことはありませんでした。
母が苦手な書類関係、手続き関係はずいぶん手伝いましたが、母が留守のときにお越し下さったお客様に対応するくらいで、毎週のお参りや四十九日のことも、母は気丈にこなしていましたから。

母が落ち込んでぼけ〜っとした感じになって、そこは私がフォローするといったことも当初はずいぶん考えていたのですが、結局母は多少?、いやかなり(笑)の天然ぼけもかましつつ、生前の父に恥をかかせないようにとすべてをこなしてきました。

四十九日法要は、親族がほとんどそばにいない我が家なので、父が亡くなってからこれまで通してずっと助けて支えてきてくれた父の職場の友人、お仲間達もお誘いして自宅で簡単な席を設けました。父の一番仲良かった方が毎週のようにお参りに来てくれていろんなことを相談していたので、本来ならばご案内を送ったりしなければいけないところ、人数を取りまとめてくれて仕切ってくれていてとても助かりました。
まぁ、そんなお仲間達は、私が子供の頃から知っている人達ばかりでね〜。お客さん好きなたーくんとにったんに随分かまってくれて、終始和やかな感じででした。

会食の時に場つなぎにと思って、前日に思い立って父の写真のスライドショーとたまたまPCに取り込みが終わっていたビデオから父の映っているところを取り出して、間に合わせ程度ではありましたがDVDにしました。

先に家族に見せたら、母のみならずたーくんまで思い出して泣いていました。私は散々データを見ていたので平気だったけど。
でも、ある人が仕事で撮影していた写真から父の写っているものを編集してアルバムにしてきてくれたんですけど,それは見た事のない写真ばかりだったので見た瞬間にじわっと涙が出てきましたよ。

私の作ったDVDは、家族写真や旅行の写真がほとんどだったけど、職場の集まり等の写真も少しだけデータがあって、来てくださった方々が一緒に写っている写真も有り、結構喜んでもらえました。
ま、こういうことがわりと得意なのも、父譲りなので。


ということで、一応忌明けとなりました。気持ちの忌明けはいまだまだ当分来ないかもしれないけど、ぼちぼち生活は戻していかないとね。

きっと、見た目は全然もう普通だろうと思います。でも、やっぱり今の生活は普通じゃないと私達家族はわかっているんですよね。何か違う空気が流れている感じがしますもの。父がいない、ということだけなのに。

法要の時のお坊さんのお話で、この家の中には、見えないけど父の手の垢がたくさん残っている、メモ紙一つでも、見つけたら捨てられない、そんな気持ちでしょうと言われたのですが、確かにどこかに父の形跡を探してしまう自分が、いつもいます。
でも、そんな自分から無理に抜け出そうとはしないでいようと思います。時間が経たないと解決出来ない気持ちは絶対あるから。

こんなとき、気持ちをさらけ出す事って、意外に出来ないもんだなぁと思っています。人前では自然と元気に、ちょっと自嘲気味に話せちゃうんですよね。別に無理しているわけではないのに。

だけど、そんな自分に、負担にならないように支えてくれる友人達がいることが、そんな私の源かも知れません。わかっているけどあえて・・っていう距離感って、大事だよね。いちいち言わなくてもわかってくれている、話したくなった時、私が堰きったように話しだしてもきっと普通に聞いてくれる,それがわかっているから、今の自分でいられるのだと思っています。
感謝、感謝。

そして、遠方にいる友人や普段は疎遠な友人が、力を貸してくれたり気持ちを寄せてくれたりもしました。ありがたいし、うれしかった。みんな、本当に私の負担にならない距離感で、それでいてタイムリー。私もそんな人になりたいな。


大切な身内をなくした事は、本当に痛手です。
でも、こんな時だからこそ感じる人のありがたみ。お坊さん的に言うとご縁もね。そういうものに助けられて、私達家族はこれからも頑張って行こうと思います。

いい大人になって、こんなに父のことばかりブログに書いて、少々情けないかなって思ったりもするけど,きっとまだ当分、こんなネタが続くと思います。(笑)



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