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入院生活と読んだ本の感想 [日々徒然日記]

自宅療養も今日で終わりです。明日から出勤。
といっても、明日は午後からにったんの三歳児健診のため、午前でお仕事は終わりです。

すっかり元気です。
まぁ、少々お腹を壊しやすいのと、傷口がなおってくる段階でよくある痛がゆい感じはあるものの、日常生活に支障はありませんよ。まぁ、早くシャワーじゃなくてお風呂に入りたいですけどね。

5泊の入院の感想ですけど、一言、快適でした。

私の場合、ホントに術後の経過がよく手術の次の日から痛いとか苦しいとかっていうのがとても少なくて身体的にも楽だったということもあるのだと思います。これはひとえに、手術してくれた先生やスタッフに感謝ですね。

そう、私の主治医だった先生は30代前半くらいのお若い男性の先生だったのですが、私の退院の後すぐに転勤されてしまいました。最初に診察してもらってからまだ数回しかお目にかかってませんけど、私にとってはいい先生でした。
すっごい変わった名字だったんですよ。しかもその名字怖いの〜。初めて見る名字でした。
え〜、どんな先生なんだろう!!と思ったら、色白で手がきれいで、私個人的には結構イケメンだと思いました。・・おいおい、どこ見てんだよ(苦笑)

そして肝心の応対はというと、過度にやさしすぎず、かといってぶっきらぼうというほどでもなく。婦人科で若い男の先生っていうとこっちも気恥ずかしい感じがあるわけで、あんまり親身に懇切丁寧にされても私の場合は居心地悪いなって思ってたんですよね。だからちょうど良かったです。

あまり言葉で具体的に説明されるのは恥ずかしいな〜って思うようなことは、うまく外しているというか、聞けばちゃんと教えてくれるとは思うのだけどあえて説明しない(紙に書いてあるし)感じでした。あ、もちろんしなければならない説明はちゃんとしてくれました。

手術のことは、不安をあおるような事は全然言わず、逆にそんな簡単なんですか?といいたくなるくらい「簡単な手術です。」とあっさり言っておられました。

maaの感想はおかしくって、「医者の割に字がうまい」だって。(笑)
診断書や説明書の字を見て言っていたのだけど、確かに殴り書きなのにちゃんと読めました。

私にとっては、ホントちょうどいい感じの先生でした。でも今度行ってもその先生はいないわけで、どうやら後輩にあたる先生が新任でくるようですがどんな先生なのかちょっとドキドキです。

看護士さん達もみんな親切にしてくれて感謝感謝です。ホントに点滴の入りにくい患者で申し訳なかったです。(苦笑)
そして、この病院で看護士をしている友人が、このフロアの病棟勤務だったので、時々顔見に来てくれました。その友人にも、腕を見せたらやっぱり私の血管は出にくいいやな患者だな〜と言われましたよ。(笑)

私、かなりいい時期に入院したみたいなんです。
というのは、ちょうどシルバーウィークで、しかもこの病院がたまたま休みの中日も休診だったため、手術の予定がとても少なく、入院してくる患者さんもいなかったんです。
しかもしかも、同じフロアの産科も小児科も患者さんが少なくて、徐々に退院していったからなお後半は人が少なくて、とっても静かでした。
時々聞こえてくる子供の泣き声が、かわいいなと思えるくらいで。

だから、4人部屋だったのに後半の2日は独り部屋状態でした。

手術前や手術直後くらいに1人というのはちょっとさみしかったかもしれないけど、私と一緒に入院してきた50代前半の方と前半は同室だったので、お互いに手術のことや病気の事、家族の事等を適度に話して、またその方はとてもいい方だったので、よかったです。
短い入院期間なのに、お友達がたくさんお見舞いにきていて、きっとお友達が多い人気者なんだと思いました。とってもきさくでいい方で、同室の人にも恵まれたな〜って思います。

私より早く退院してしまったから、ちょっと後半寂しくなったけど、その後はみんなが絶妙に時間をずらしてお見舞いに来てくれたので、それぞれとゆっくり話も出来たし適度に1人でのんびりしつつ、人と会話も出来て心底心細いと思うことはありませんでした。
入院期間はとても短かったのに、お休みも多い週だったのに、時間を割いてお見舞いにきてくれたみんな、ありがとう。それから心配してメールをくれたみんなもありがとね。

ホントに静かな空間で、そしてお休みでもお掃除が毎日入るのでとても清潔で過ごしやすかったです。まぁ、たーくんもにったんも入院した病院なので、勝手はだいたい分かっていたけど、自分が入院となると大人と子供では多少違うし、子供達のときは時々交代して自宅に帰っていたからず〜っと病院にいるっていうのは今回が初めてでした。空いていたから窓側のベッドとれたのも良かったな。

ずっと読めなかった本やこの前買った本等、5冊を読破しました。
好きな俳優さんの自叙伝で、ちょっと難解でゆっくり読まないと理解が難しい本2冊と、さらさら〜っと読めるミステリ短編集など。全部読めて満足。

ちなみに、読んだ本は次の5冊です。

「ラッキーマン」  http://books.rakuten.co.jp/rb/1519279//
「いつも上を向いて」http://books.rakuten.co.jp/rb/6433276//
「カーデュラ探偵社」http://books.rakuten.co.jp/rb/6708888//
「博士の愛した数式」http://books.rakuten.co.jp/rb/1793912//
「星の王子様」   http://books.rakuten.co.jp/rb/3999934//

最初の2冊は、大好きな俳優さんのマイケル・J・フォックスの自叙伝です。
彼がパーキンソン病という難病を患ってからの話。人物もたくさん出てくるし、医療用語や政治的な話が満載で、正直読みやすい本ではないんです。じっくり読まないといけない類いの本。だから買ってからずっと読めずにいた本でした。今回、じっくりと読みました。時々涙が出ました。彼はこれからもきっと執筆活動をして行くと思うので、また次の著書が出たら買いたいなと思っています。

三冊目は、何気なく書店で手に取った本です。帯に書いてあったキャッチコピーが気に入ったの。
「かつて伯爵、今名探偵。ただし営業時間は夜間のみ」勘のいい人なら、この探偵の素性にピンと来ますでしょ。
これ短編集だし、読みやすかったです。シリーズ物が後2冊あるみたいだから買おうかなって思ってます。

4冊目は、前から読みたいと思っていた本だったですが、何年か前に映画にもなりましたね。私は数学が大の苦手で読みづらいかなぁって思っていたのですが、実に美しい文章ですらすら〜っと心に入ってくるというか、とっても読みやすくて一気に読んでしまいました。予想以上にいい本でした。心が洗われる感じ、しましたもん。今度、レンタルして映画を観ようかなと思っています。

5冊目。これは子供の頃何度か読んだことがありますが、本は持っていませんでした。
いろいろな訳者で出版されていると思うのだけど、なにかで読みやすい訳だと見た記憶があったので、ここの出版を選びました。懐かしかったな〜。
挿絵もたくさんあるから絵本感覚で読めちゃうし、覚えもあるからこれも一気に。
この本はいずれ、たーくんにも読ませたいなと思っています。もう少し先だと思うけどね。

私にとってこんなにゆっくり本を読めたのは、ホントに久しぶりでした。元来本好きなので、久しぶりに心が充実した感じと満足感があります。

毎日やりたい事がたくさんある割に時間が足りなくて、もちろん時間があってもモチベーションが低くて出来ないときもあって、どうでもいいことばかり先にやっていたりとか、現実逃避してる部分とか、不満があるわけではないけど、毎日生き生きと充実してる!とは言いがたいそういう日々のような気がしていた最近ですが、言葉どおり身も心も、ちょっとリフレッシュ出来たような気がします。

できれば大でも小でも病気にはなりたくはありせんが、今回の入院手術は、私にとっていろいろな人に助けてもらいつつ、自分の為になった出来事でした。みんなありがとね。

そして最後に、もちろん家族にも感謝。maa、両親には生活面でいろいろ迷惑かけたし、子供達にも寂しい思いをさせました。

意外にも、にったんはほぼ平気だったみたいです。夜泣きもいつもの程度で、私が病院に行くときも、お見舞いにきてくれて帰るときも、あっさりしたもんでした。帰ってきた今でも、逆ギレしたときに「もう、病院に帰れば!」と言われる始末です。くすん。

逆に、たーくんは我慢してたみたいですよぅ。毎晩夜は寂しくて泣いてたみたいだし、手術前は「おかーさんが死んだらどうしよう〜」ってマジ泣きしてたそうです。帰ってきてからもべったり。
毎日maaが朝送ってくれた動画メールで、こんな台詞を。
「心はつながっているからね。」・・・正直吹き出しました、私。ひどい母でしょうか。クッサイ台詞ですよねぇ。
あとからmaaに「今、あんな台詞maaに言われたら、正直気持ち悪い」と私が言ったら、すかさずmaaに「絶対言わね〜から。」と言われちゃいました。あはは。

とにかく、おかげで人生初の(出産以外)手術と入院、そして今日までの自宅療養は、周囲のいろいろな方々のおかげで無事に終えることができました。
明日からまた、毎日こつこつと頑張りたいと思います。

私の周りにいてくれる、すべての人達に感謝をこめて。
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